【森からの便り】2014年 夏・秋

 初夏の陽気

初競り
山の緑が映え、作業も汗ばむ初夏の陽気となりました。


今年の冬も寒かった。1
林内では伐採したコナラ原木の不要な部分を、薪として利用するため適寸に切断しました。 燃料資源として山の恵みを利用することは環境にもやさしく、エコロジーでもあります。


 森林の生物

森林の生物1
山に植えた苗木をシカやウサギなどの食害から守るため、植栽された山の周囲には獣害防除ネットを張り被害を防いでいます。 それでも何処からともなく進入して被害が耐えない状況ですが、この日もそのネットに子供のシカが掛かり、身動きが取れずにいました。 近年は獣が増加し、山で苗木を育てることも容易ではありません。

森林の生物2
林内を歩いていると、鈍い動きで逃げる野うさぎの子供を見つけました。


森林の生物3
地面に静止しているため手に捕ると意外と大人しいですが、写真撮影の後は素早く逃げて行きました。


森林の生物4
重機で地面を掘削すると、セミの幼虫を掘り出してしまいました。


森林の生物5
まだ成虫になるのは時期尚早と地中に戻ってしまいましたが、夏には沢山のセミの抜け殻と賑やかな鳴き声が林内に響き渡ります。


 搬出間伐作業実施

搬出間伐作業実施1
森林内の環境を整え立木の成長を促進させるため、今年も間伐作業を開始しました。 45年生のスギ林では成長が遅れた木や曲がりのある変木などをチェーンソーで伐採し、 造材(規格の長さに玉伐り)・集材(林内から造材した木をウインチ等で集め)し、最寄りの原木市場へ出荷します。


搬出間伐作業実施2
不況が長引く木材市況では間伐材の売上で事業費を捻出することも困難ですが、 環境保全の観点や木材資源の有効活用のために間伐を継続して行う必要があります。


 木の霊に感謝

木の霊に感謝
新宮木材協同組合主催による木霊塔建立供養式が厳かに開催され、林業界の発展を祈り木霊に対し祭文を献じました。 献木された木霊塔は、熊野川流域の樹齢150年以上の立派な桧です。私たちの生活に欠かせない存在である木に、改めて感謝し祈りを捧げる貴重な儀式です。


 山の神の大祭

山の神の大祭
TOMOEGAWA社有林では山の神を祀り、毎年11月7日に大祭を執り行っております。 当日は早朝より山の神の社殿で、木々の益々の成長と山林での作業安全を祈願しました。




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