登米市の森林
~ 豊饒の大地を育み、人や環境にやさしい農業を支える森林 ~

森林の概要

森林所在地:
宮城県登米市
森林所有者:
登米市
認定対象面積:
3,237.88ha

森林の概要

登米市の概要と森林

登米市は市の中央を貫流する北上川の東側(左岸)が北上山地の西側斜面で翁倉山(532m)から蚕飼山(418m)までが連なる山域で、面積の8 割以上が起伏のある山々と丘陵となっている。西側は対照的に約7 割が平地(低地)で東北有数の一大農業地帯となっている。森林は農村地帯周辺の里山として管理されてきた旧薪炭林から北上山地の稜線にいたる山域までが分布し、地域の景観要素として重要な位置を占めている。森林率は約40%で全国平均の67%を下回る。しかし、民有林面積は19,541.6ha あり、人工林面積は13,679.35haで人工林率は70%となり県平均の54%を上回る。旧津山町をはじめとし、スギの東北有数の産地となっている。市有林全体の面積は2600.1haで、やはりスギの面積が1,317.51ha(主伐更新中面積)と約51%を占めている。
米川生産森林組合は全体の経営林面積は929.37ha である。内人工林面積は735.98ha で人工林率は79%である。蓄積は186 千m3となっている。組合が位置する東和町は北上山地に抱かれ、山間部が多く、林業が盛んな地域である。人工林のうち7 齢級以下の保育、間伐等を必要とする林分を9 齢級までとすると403.81ha で全体のおよそ55%を占めており、森林の間伐を今後も推進する必要がある。

CO2吸収量クレジットの算定量

 22,050t-CO2(3年度 算定)
 22,050t-CO2(2年度 確定)
 22,079t-CO2(初年度 確定)

概要説明

フォレストックの森林吸収量算定対象とする森林は、フォレストック認定対象の森林の中で適用可能な収穫予想表があるスギ人工林、ヒノキ人工林、アカマツ林、カラマツ林、その他広葉樹林を対象とした。なお、登米市および米川生産森林組合の森林施業計画書には、対象とする上記の樹種のほかクヌギ林が記載されているが、現況においてはクヌギの他に広葉樹の混交が多く認められるため、より吸収量が保守的なその他広葉樹林に含めて二酸化炭素吸収量を計上する。

生物多様性の評価

概要説明

スギやアカマツの人工林とコナラやサクラなど広葉樹がバランスよく配置され、林業活動も津山、登米東和地区を主体に活発で、周囲の農山村集落の景観とあいまってすぐれた景観を形成している。
峰沿いに広葉樹が分布しており水辺林として機能を果たしている。人工林の間伐が行き届いており、下層植生が豊富である。全国的に有名なラムサール条約の指定を受けた伊豆沼を有し、ガンカモ科の世界有数の飛来地を有し、北上山地の翁倉山をはじめとする一帯の峰には生態系の頂点に立つイヌワシやクマタカの希少鳥類の生息域がある。北上川の河畔にもカッコウ、ツツドリ、セッカなど多くが生息している。

写真・地図

写真


  • 登米市有林のスギ壮麗林 よく手入れされ地域の模範となっている

  • アカマツ美林 米川生産森林組合

  • 津山スギ

  • 米川のクヌギ(広葉樹林)

  • スギ林の林縁にヤマユリが咲いている

  • ナデシコが明るい林縁部に咲いている

  • 渓畔林

  • マイタケ栽培を林床で行うスギ林

  • 木工品販売の「もくもくハウス」

森林位置図

認定期間

 2012.12.01 ~ 2017.11.30
 2015.11.30 認定取消

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