【森からの便り】2014年 冬・春

<山の仕事>
谷林業株式会社では「山の仕事」を作業道作設班と架線集材班の二班に分けて進めています。
作業道開設は、奈良県の基準に準じた道を作ります。バックフォーで荒道を付け、障害となる木は伐倒しグラップルで搬出します。 作業道は道崩れの無いよう路肩や法面に丸太を組んで補強し、路面に水切りを付けたあとバラスを敷き完成させます。 障害木はチェインソーで玉切りし、クローラーダンプで現場の土場に集材し出荷に備えます。
架線集材班は、主に作業道の作設が困難な山を対象とし、地形に合わせて架線を張り、 前もって伐倒してある木を集材機で吊り上げ現場の土場に搬送してプロセッサーで玉切りをして出荷します。
二つの班は常にお互いの情報を交換しつつ、効率の高い集材を目指して活動しています。

 冬の林業

冬の期間は林業にとって大変厳しい時期です。山は氷点下に冷え込みまた積雪も多く、効率の良い作業はできません。 しかし、木にとっては伐倒や搬出に適した時期でもあります。この冬は前もって伐倒した材を架線で搬出する作業を行いました。 架線搬出の効率は温暖な時期と比べて遜色なかったと思われます。

集材作業
雪が積もる中での集材作業。



搬出作業
丸太材をワイヤーで吊り上げラジコンキャリヤーで土場まで搬出します。



土場
土場(丸太材の置き場)の様子。


 災害地の調査


状況調査
災害地の状況調査
冬の間に風や雪で木が倒れたり山が崩れることがあります。雪解けを待って巡回視察し、必要に応じて補修します。

 道路作設

春になって作業道作設を始めました。バックフォーで荒道を付け、障害となる木は伐倒しグラップルで搬出します。 作業道は道崩れの無いよう路肩や法面に丸太を組んで補強し、路面に水切りを付けたあとバラスを敷き完成させます。

道路作設
作業場周辺の立木を伐採し、道路の補強に使います。


バックフォー
グラップル、バックフォーを活用し強い作業道を作ります。


建設中の作業道
こちらは建設中の作業道です。


 林業機械のメンテナンス



グラップルのメンテナンス
グラップルのメンテナンス

林業機械のメンテナンスは重要な仕事です。



バックフォーのメンテナンス
バックフォーのメンテナンス

常に点検・修理を行いそれぞれの機械が最大の能力を発揮するよう、また事故・故障の無いよう維持・管理します。



<近郊の里山>

 王寺町長 平井康之氏 陽楽の森視察

谷茂則氏
谷茂則氏とツーショット。
平井康之王寺町長が幹部と共に陽楽の森を視察されました。



王寺町職員来訪
来訪された王寺町の職員。
王寺町全体が一望できる高台で、谷林業が進めている都市近郊の里山開発に対する熱意と努力を紹介しました。



 保育園の園児さん 陽楽の森を散策

陽楽の森で遊ぼう
近郊の保育園の園児たちが陽楽の森に来ました。日常とは異なる心地よい環境を肌で感じていました。 例年数ヶ所の保育園・幼稚園が「森の幼稚園」体験をされます。子供たちが安心して遊べる手入れの行き届いた里山の提供を心掛けています。

 ツリーデッキをつくる

ツリークライミングを指導した仲間がツリーデッキを作り、森の空間に展望の良い場を建設しました。将来は木の上で居住することもできるようになるでしょう。 デッキに使用されている木材はすべて谷林業の山から搬出した材です。

支柱を取り付け
基礎となる床板を樹木に取り付けて、次にデッキの床を支える2本の支柱を取り付けます。


デッキの完成
デッキと踊り場の骨組みを作り、床を張り階段を取り付けて出来上がり。


 チャイムの鳴る森

チャイムの鳴る森
5月24日、25日、谷林業の近くにカフェを開いている「ナナツモリ」と谷林業が共催で、“休日うら山フェスティバル チャイムの鳴る森”を開催しました。


チャイム
チャイムの鳴る森のチャイム


ツリーデッキ
建設したツリーデッキを大勢の人が楽しんでいました。


竹の繭
竹藪の中のマユは子供たちの秘密の基地、隠れ家です。

 お店・イベント

「ナナツモリ」の仲間が実行委員会を組織し、食べる・買うお店50数軒、見る・聴くイベント15件、遊ぶ・学ぶ活動5件が参加しました。

チェインソーアート 森のコンサート
左は梶谷哲也さんのチェインソーアート制作、右は森のコンサートの様子です。

森の図書館 コーヒーのお店
森の図書館とカッコいいコーヒのお店

ケーキ屋さん セラミックの食器やアクセサリー
ケーキ屋さんやセラミックの食器やアクセサリーのお店もありました。


大賑わい
延5000人という想像もできなかった方々が参加された一大イベントでした。
皆さんそれぞれに森の遊びと学習を満喫した2日間でした。

 架線集材のデモンストレーション

谷林業が参加したイベントの様子です。

立木の伐採
スギの人工林から材を切り出し、伐採した立木はリモコン集材機で吊り上げ、処理場に搬出します。


プロセッサー
プロセッサーで枝落とし玉切りをする作業を実演しました。
集材機の効率の良さ、プロセッサーの柔軟な働きと力強さに感動の声が上がっていました。


イベント見学者
多くの人に興味をもってもらえました。
現在の林業作業を知っていただく良い機会であり、将来林業に興味をもつ若者が増えることを期待しています。


ヘルメットの少年 未来の山ガール
イベントでは子供たちが実際にヘルメットや重機に触れる場面がありました。


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