日新林業(株)森林
~ 三段峡たたらの森 ~

森林の概要

森林所在地:
広島県山県郡安芸太田町
森林所有者:
日新林業(株)
認定対象面積:
745ha

森林の概要

日新山林は広島県の西北部に位置する山県郡安芸太田町(旧戸河内町)にあり、水無川を中心に三角点柴木(1065.7m)の北向斜面と向真入山の南向斜面よりなっており、西中国山地国定公園に指定されており国の特別名勝三段峡をはじめ豊かな自然に恵まれ風光明媚な観光地に隣接しています。
日新林業は、加計家がタタラ製鉄の燃料として所有していた山林の一部を戦後の木材需給状態の急激な変化に対応して新たな体制を確立すべく、生産性の低い広葉樹林を生産性の高い針葉樹の人工林に転換することを目的として、昭和34年春に事業を着手しました。
当蔵座山はブナ・イヌブナを主体とした、ミズメ・ヤマザクラ・クリ・ホオノキ・ミズナラ等の広葉樹がクマザサの中に散花する林相でした。これを伐採し跡地にスギ・ヒノキを主体とした人工植栽をすすめ今日に至っています。
現在までに実施した造林の面積は、約240haでありその内約7割がスギであり、その他、各地から色々なスギを集めて、社有の山林に適した品種の選抜にも努力をするなどさまざまな試験を行なっています。
その結果、SGECの森林認証森林の7割を占める天然林に当地特有の天然スギが散在しております。樹種はブナ、ミズメ、ヤマザクラ、クリなどである。人工林は比較的高齢で、スギが7割、ヒノキとマツが3割ほどあります。
新しい技術に対しても積極的に挑戦し、高い生産性と同時に高い公益性を発揮出来るようにと法人化し開始した林業が、拡大造林で植栽した材がようやく柱材として使える太さまで成長したことから、平成17年度より林道の整備を本格的に開始し、低コスト林業による間伐収入に期待しています。また環境問題等で山林の重要性が注目されるなか、自然に従い自然から学び自然と協調する林業を目指しています。
地場産木材の供給ネットワークである「太田川流域SGECネットワーク」に参加し、製材所、工務店等と連携を図り県産材の利用推進に貢献しており、平成21年秋に開催された農林水産祭において最高位である天皇杯(林産部門)を受賞しました。

CO2吸収量クレジットの算定量/確定量

 1,824t-CO2(3年度 算定)
 1,824t-CO2(2年度 確定)
 1,824t-CO2(初年度 確定)

概要説明

スギ、ヒノキ、アカマツ、広葉樹の地位は一等地として適用されている。各調査プロットの林齢と樹高からも一等地と判断した。広葉樹の吸収量が511CO2・トン/年と大きい。

生物多様性の評価

概要説明

渓流沿いには自然植生からなる水辺林が良好に保全され、特に三段峡周辺は貴重な環境が保存されている。24種の森林性野鳥が記録され生息密度が高い。「漁民の森づくり」活動も行われている。面積の多い天然林と高齢人工林がランドスケープレベル、林分レベルの生物多様性を向上させている。

写真・地図

写真


  • 三段峡入り口の案内看板

  • 土壌調査の状況

  • 植生調査の状況

  • スギの間伐伐倒木の元口

森林位置図

認定期間

 2010.04.01 ~ 2015.3.31

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